愛西市下水道事業では現在、市街化区域を中心に公共下水道事業として管路施設の整備を進めていますが、平成27年度末における整備面積は全体計画区域の約33%にあたる280.9haと、今後も管路施設の整備を進めていくことが、必要な状況にあります。また、すでに整備が終わっている農業集落排水事業およびコミュニティ・プラント事業においては、処理施設等の老朽化による改築・更新費用が必要となりつつあります。
今後、人口減少や節水意識の向上により収入減が見込まれる中で、管路施設の整備や老朽化施設の改築・更新といった下水道事業を安定的に行うためには、経営状況を的確に把握し、限られた財源の中で効率的に事業運営を行う必要があります。
このことから、愛西市では将来にわたって安定的にサービスの提供を継続していくための取り組みとして、中長期的な経営基本計画である「第1次愛西市下水道事業経営戦略」を策定しました。
対 象 | 公共下水道事業及び農業集落排水事業等(一部コミュニティ・プラント事業を含む) |
期 間 | 平成29年度から平成38年度までの10年間 |
主な取り組み | ・公共下水道事業 水洗化率の向上、管きょ整備費の削減 ・農業集落排水事業等 水洗化率の向上、改築・更新費用の削減 |
事後検証 | 水洗化人口の推移と水洗化率の推移、一般管理費の節減状況、及び 公共下水道における整備面積と投資費用について、毎年事後検証を行います。 |
更 新 | 更新は原則5年ごとに行います。 ただし、次回の更新は平成31年度の地方公営企業法適用後に行います。 |
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